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バイク乗ったり自転車乗ったり写真撮ったり山登ったり。そんな日常。

2.10.2017

R nineTに乗ってきた

久々の投稿\(^o^)/

最近実生活でいっぱいいっぱいで中々Blogの方に手が回りません。。。バイク乗ったり自転車乗ったり色々やってはいるのですが、その紹介はまたいずれ。今回はこれまた久々となる試乗記です。


乗ってみたのはBMWのR nine T
出た時からずーーーっと乗ってみたいと思っていたのですが、わざわざディーラーに出掛ける気にもなれず・・・だけどたまたま通りがかったときに試乗車っぽいのが並んでいたので行ってみました(`・ω・´)

見た目はやっぱりかっちょいい!値段が値段だけに(笑)質感も高くて上品な感じ。
シートが細いこともあって足付きも良好。跨がってみると俗にいう殿様ポジション。ハンドルはかなり幅広なのだけどおかげで姿勢も楽でとても扱いやすい。

強いて言えばちょっと遠めなのがやや気になるかな。この辺が外人体型で作られたバイクか。手前に倒せばそれで解決するかもしれない程度だけど。
左出しサイレンサーがかっちょいい・・・!純正でアクラポビッチ製だとか。静かだけどしっかりした低音で、回すとそこそこの音量で丁度いいので交換しなくても満足しそう。純正OPの1本出しアクラポビッチサイレンサーが更にかっちょいいのでちょっと気にはなる、けどw

メーターは普通。ギアポジションインジケーターの表示が結構でかいけど、なまじギア気にしなくても走れてしまう分、今何速なのか教えてくれるのは親切なのかも(笑)
ちなみにウインカースイッチは普通のやつ(左右別体ではない)。

跨がってみるとごっつ軽い・・・!コイツ1169ccあるのにね!
装備で222kgってことは乾燥だと200kg切るぐらいか。確かに まあまあ軽いけど、数値以上に軽く感じるのは重心が低いことが効いてるんだろうなぁ。交差点で左折する時なんかも下からコロン、と倒れたし(体感)

ものごっつい倒立サス&ブレーキ。装備的にまんまだけど、SSと制動力変わらないwww更に最近では当たり前になってきた(というかBMWはもうずっと前から当たり前)感があるけど、ABSも装備されているから慣れてくるとどんどんブレーキを使って行ける。減速の際にタイヤがロックするかも、という不安が除かれるだけで心理的不安はかなり減るのね。

だけどABSに慣れていない身としてはいつ裏切られるのか判別のしようがないので、また別の不安が生まれてくるわけなのだけど(´・ω・`)


さてこの辺から本題に。今回の試乗では30分ほどとはいえ、よく見知った場所だったので幹線道路だけではなくちょっとしたワインディングも走ることが出来ました。
感想として最初に上がるのは「不安感が全くない・・・!」でした。サスと車体、タイヤの組み合わせが見事なのかホントに何やってもコケる気がしない!

まずエンジン。この空冷フラットツインエンジンは本当に扱いやすい。スロットルの反応は非常にリニアで、尚かつパワーの出方も一定。街乗りでの細々した操作や幹線道路でダラダラ走っていてもスロットル操作に対して過度に神経を使う必要がないのでこれはきっとツーリングでの疲労軽減に繋がると思う。これ凄く大事。逆にこの点に於いてはドカやKTMというのはツーリングをあまりしたくないバイクに(笑)

次にハンドリング。先にも書いたけれど低い重心からコロンと倒れてくれる。同じ縦置きでもグッツィの高い重心から倒れる感覚とはエラい違いw
ついでにグッツィとの比較をもう一点。BMWのシャフトドライブ車に乗るのは久しぶりだったのだけど、グッツィに慣れた身にはトルクリアクションの少なさに感動。ああ最近忘れてたけどやっぱりグッツィってクセのあるバイクだったんだ・・・\(^o^)/
旋回する時はキャスターがちょっと寝てるからか気持ち大回りな印象。
といっても極僅かに感じただけだし、自分の乗り方が悪かったのかもしれない。あ、タンク形状は外脚が引っかけやすいしニーグリップもしやすかったです。タンク大きい今風のバイクって乗りやすいよね。ちなみにタンク容量は18Lとのこと。燃費次第だけどそこそこの航続距離は期待できそうなのでツーリング派としても嬉しい感じw

あとは先の繰り返しになるけど、コーナー侵入時にゴリゴリとブレーキを使ってやってもABSが助けてくれるのは有り難い。別にABS頼みで全力ブレーキ掛けてたわけじゃないけど、特に下りとかで、はリアブレーキのABSがたまに作動してた。身体は正直なもので、ABS作動の振動に慣れると「このバイクのABSは信用出来る」と判断して気持ちが少し軽くなったのよね(笑)


いやー滅茶苦茶良いバイクだった・・・!ネックはBMWなのに純正パニアの設定が無いことと、殿様ポジジョン故の走行風によるツーリングでの体力消費あたりか。
KやGS、RTなんかと比べたらツーリングに向かないバイクかもしんないけど、十二分に楽に速く、もっと言えばどの道でも快適に走れるバイクなので、マフラーの反対側に旅感の溢れる片側パニアとかのOP設定が欲しかったところ。走行風はちょっとハンドル下げる+ビキニカウル装備で幾らかマシになるかしら?ちょっと伏せられるだけで全然違うしね。

致命的なネックは・・・やっぱり値段かなorz


だけど走りも質感も上質で、「大人のためのバイク」といった感じなので手に入れる価値は十二分にあると思う(`・ω・´)
ワインディングでは自分が上手くなったと錯覚するぐらい軽やかに走れるし、攻め込んでも不安を感じない。街乗りでもとことん扱いやすくて疲労が溜まりにくい。そんなバイク。

ネオ・カフェレーサーとしてのスタイルばかりが注目されているけれど、一度乗ってみて実際に体感してほしいですね( ^ω^)

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