5.22.2018
SVを手放しました。
タイトルの通り、SVとお別れすることになりました。
また事故ったとか、何かが嫌になったという訳ではないのですが。むしろバイクとしては適度なパワーに運動性の高さに、独特のスタイリングとかなり気に入っていました。
ただ自分にはオーバースペックかな・・・と思うようにも。6R以来の剛性の高い車体にハイグリップタイヤを履いたバイク。ワインディングに持ち込んでみるとまあお速い・・・これまでと同じペースでも隔絶した安心感が。
しかしそこから更にペースを上げても同様。だけどそうなると乗り手の方が怖くなってきたwwww速度域が上がると、コーナーも完全ブラインドで突っ込んでいく訳で、もうそこまでやるならサーキットでないとやりたくないな、と。
常々主張していますが、すふぃもはちょくちょく六甲とか行っても別に「攻めて」いる訳ではないのですよね。バイクの挙動を感じながら走っているだけで。なのでよく走っている場所でも、完全初見の場所でも走りかたはほぼ変わらず。ひたすらスムーズに走り続けられることを目指しています。
そんなすふぃもにとってこのSVはまさに「魔性」のバイクでした。
エンジンがもっと開けろと、車体がもっと旋回力を引き出せと、タイヤがまだまだ限界にはほど遠いと、そういうフィードバックを送ってきます。勿論ドゥカティなんかはもっと積極的にそういった事を乗り手に求めてきますが、 SVは「もっとやれるけどやらないの?」と静かに問いかけてくる感じがします。
勿論そのフィードバックを受けても自分のペースを乱されずに安全運転をするのが真っ当なライダーです。すべからく、そうあるべきです。
ただすふぃもにはその魔性に抗う自信が正直ありませんでした。
更にペースを上げた先に見える景色は?コーナリングではどんな感触が?知らない事はどうにも知りたくなる。
もっと! もっと!! もっと!!!
ボンネやSR、そしてグッツィのような急かされる事のないバイクにずっと乗ってきた身にはそういう免疫がなかったのでしょうね。勿論性格的にも不向きかなと。。。
ここまで書き連ねましたがSVは本当に良いバイクでした。ある意味ではすふぃもにとってベストなバイクに近い存在かとも思います。
ですが上記のような考えに至った為に手放すことにしました。
半年程の短い期間でしたが、新しい発見があったり、スタンダードなスポーツバイクでライディングの基本をもう一度確かめる事ができました。
乗ってよかったSV650!
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